フルオーダーとセミオーダーについて
既製品ではなくオーダーメイドで結婚指輪を作る場合、フルオーダーとセミオーダーの2つの方法があります。
言葉で聞いて何となくのイメージはわかるにしても具体的にはどういった違いがあるのでしょうか。
ここでは結婚指輪のフルオーダーとセミオーダーについてそれぞれご紹介します。
フルオーダーについて
フルオーダーとは、自分達のイメージや要望をデザイナーに一からデザインしてもらう方法でまさに二人だけの完全オリジナルデザインの指輪を作ることができます。
デザイン画の作製→原型作製→実物作製という手順をふみますので完成まで約2ヶ月ほどかかります。
デザイン画や原型ができるとそれぞれ確認のためにお店まで足を運ばなければなりませんので、完成までに複数回お店に通うことになります。
注意点として、はっきりしたイメージを持っていないとデザインが一人歩きしてしまい仕上がりに不満を感じる場合があります。
そのためフルオーダーをする場合には結婚式まで十分な日程的余裕があり、お店に通うことが苦でなく指輪のイメージもしっかりと持っていることが大切です。
セミオーダーについて
セミオーダーとは、元々あるデザインに二人だけのアレンジを加えることで要望にそった指輪を作るという方法です。
プラチナやゴールドといった素材や宝石の数などを調整することが可能で、元々あるデザインを使用するため出来上がりを想像しやすいです。
お店にあるデザインから好きなものを選んでアレンジの内容を決めてから実物を作製しますので完成まで1ヶ月半~2ヶ月ほどかかります。
フルオーダーだと手間もかかって大変そうという方でもセミオーダーなら比較的少ない手間でオリジナルの結婚指輪を作ることができます。
どちらの方法でも好き勝手決めてしまうと価格が上がりすぎてしまう場合がありますので、あらかじめ予算を決めておいた方がいいでしょう。
結婚式は指輪以外にも決めなければならないことがたくさんありますので、自分達のストレスにならない方法で作ることをおすすめします。
この記事の監修者
中込 早苗(Sanae Nakagomi)
ウェディングプランナー歴20年
アシスタント・ブライダルプランナー(ABP)資格所有
結婚は人生にとって大きな分岐点。嬉しいことばかりではなく、時には悩むこともあると思います。そんな時に当サイトが少しでもお役に立てればと思います。