ダイヤモンドの価値がわかるダイヤモンド鑑定書
目次
ダイヤモンドとダイヤモンド鑑定書
私にも経験がります。
ジュエリー店で婚約指輪を購入した時、「ダイヤモンド鑑定書」が付いていました。
一応、ダイヤモンド鑑定書にどのようなことが書かれているのか教えてもらいましたが、実感として妻にプレゼントしたした時点で忘れてしまいました。
そこでこの項では、これからダイヤモンドの婚約指輪や結婚指輪を購入される方のために、ダイヤモンド鑑定書の見方について検証してみたいと思います。
ダイヤモンド鑑定書と4C
ジュエリー店でダイヤモンドを購入した場合、ダイヤモンドの概要を表記した鑑定書(ダイヤモンド・グレーディング・レポート)が添付されます。
そしてダイヤモンド鑑定書には、4Cという基準に基づきダイヤモンドをグレード(ランク)分けした結果が記載されているのです。
4C=ダイヤモンドの「カラー・クラリティー・カット・カラット」を表します。
つまり、ダイヤモンド鑑定書はダイヤモンドの成績表のようなモノなのです。
ではここで、4Cに対して少し説明したいと思います。
カラット(Carat)
カラットはダイヤモンドの重量のことで、「ct」と表記します。
そして大きなダイヤモンドほど人気が高く、仮に重量以外の条件がすべて等しい場合は重量の大きなダイヤモンドが高くなります。
透明度(Clarity)
ダイヤモンドの透明度は、「内部の特徴(インクルージョン)/外部の特徴(ブレミッシュ)」で評価します。
そして、透明度の評価は11段階に分類されます。
カット(Cut)
カットは4Cの中で唯一人間に手によって左右され、その技術の良し悪しが輝きに影響を及ぼします。
そしてカットの評価は、「エクセレント・ベリーグッド・グッド・フェア・プア」の5段階に分類されます。
カラー(Color)
ダイヤモンドにはさまざまな色味があり、「無色透明のDが最高~黄みを帯びるにしたがってZ」まであり、全カラーで23段階に分けられます。
ちなみに日本では無色とされるDからFまでが、ブライダルリングにふさわしいといわれています。
購入前に4Cを理解しよう
上記に明記した内容が、ダイヤモンド鑑定書に記載されている概要になります。
もしみなさんがこれから婚約指輪でダイヤモンドを購入しようと考えているなら、事前にダイヤモンドの価格と4Cを照らし合わせてみてはいかがでしょう。
そうすれば、より光り輝くダイヤモンドを値頃感をもって購入することができるのではないしょうか。
この記事の監修者
中込 早苗(Sanae Nakagomi)
ウェディングプランナー歴20年
アシスタント・ブライダルプランナー(ABP)資格所有
結婚は人生にとって大きな分岐点。嬉しいことばかりではなく、時には悩むこともあると思います。そんな時に当サイトが少しでもお役に立てればと思います。